遊戯王シリーズ一覧

アニメ

アニメにおける遊戯王シリーズを紹介

アニメの遊戯王シリーズをご紹介します。

遊戯王

記念すべき1作目はデュエルモンスターズの方ではない遊☆戯☆王です。

アニメの制作会社から違い、「東映アニメーション」が制作しています。制作会社以外では声優も違い、原作で1話にか出ていなかったキャラクターがアニメオリジナルキャラクターとして登場しているなどの違いがあります。

1998年4月〜10月に放送され話数は全27話、原作漫画の学園編・DEATH -T編・RPG編を題材としています。

原作がカードゲームとして進んでいく前の作品なのでさまざまなゲームをやっているのが印象として残っています。主人公の遊戯やライバルの海馬など、性格もかなり違いがあるのでデュエルモンスターズを見ている人からすると違和感があるかもしれません。

2022年現在ではVODでの配信はないので、DVDやVHSなどでしか見ることが出来ません。

遊戯王DM

こちらがデュエルモンスターズシリーズで長く愛されている、遊☆戯☆王デュエルモンスターズとなります。

制作会社は「東映アニメーション」から「スタジオぎゃろっぷ」に代わり、本格的にカードゲームを全面に出したのが本作となっています。遊戯王の制作は7作目の遊戯王SEVENSまでは「スタジオぎゃろっぷ」で制作されていくこととなります。

2000年4月〜2004年9月まで放送され、全224話で全シリーズの中でも最も多いです。原作の決闘者の王国(デュエリストキングダム)編・DDD編・バトルシティ編・王(ファラオ)の記憶編・闘いの儀を題材として他アニメオリジナルの話が多く入っています。

この頃にはカードゲームとしても全面的に売り出していて、私も幼少期から始めていました。最初の頃はアニメ同様の滅茶苦茶なルールでデュエルしていましたね。少し経った頃にエキスパートルールが整備されてからは公式ルールに従ってデュエルするようになっていました。

アニメにのみ登場したカードも多く登場しているのが特徴で、その当時では明らかにぶっ壊れカードが多かったのが印象的でした。2022年現在アニメオリジナルだったカードたちも多く実装されており、原作のような動きができるリメイクカードなども登場してきています。

そんな遊戯王DMは現在多くの方法で視聴することが出来ます。DVD・VHSで見る事ができ、最近では各名場面が見れるBlu-rayも販売されています。VODではdアニメストア・U−NEXT・Netflix・Amazonプライムビデオ・TSUTAYA DISCAS・music.jpで見ることが出来ます。

遊戯王GX

遊戯王DMシリーズとしては2作品目なるのは、遊☆戯☆王デュエルモンスターズGXとなります。

前作の遊戯王DMが原作を元に制作されていた作品でしたが、この作品以降は完全オリジナルアニメとして進んでいくこととなります。前作の数年後が舞台で、新しい主人公がデュエリストのための学校、デュエルアカデミアで物語が進行していきます。

2004年10月〜2008年3月まで放送され話数は全180話で、セブンスターズ編・光の結社編・異次元世界編・ダークネス編となっています。

この作品では序盤は明るめの印象で物語が進んでいきますが、中盤になってくると前作同様のシリアスな物語になっていきます。各編の間には物語上関係ない話がいくつか存在し、デュエル自体も1・2話で完結する話が多かったりと、前作とは違い物語の進行が早いのが特徴です。

主人公が使うE・HEROモンスター達は融合を使用して戦うテーマデッキで、他のキャタクター達も融合を使用する事が多かった為、融合関連カードの強化も多く出ていました。ただ当時はカードの効果がアニメと異なり弱体化されて実装したりと、再現度としてはあまり高くないカードが多かったです。

融合の召喚方法は、融合カードを使用して融合モンスターの素材を墓地に送ってEXデッキと言われる別のデッキから特殊召喚する方法です。

現在はカードも多くなり、E・HEROや融合関連カードは大幅な強化を受けているので、他シリーズのエクストラモンスターと違って爆発力のあるカードが多い印象です。

遊戯王GXも前作と同じくさまざまな方法で視聴できます。VODはdアニメストア・U−NEXT・Netflix・Amazonプライムビデオ・TSUTAYA DISCAS・music.jp となります。Blu-rayは確認できませんが、DVDとVHSで視聴できます。

遊戯王5D’s

遊戯王DMシリーズ3作品目は、遊☆戯☆王5D’sです。

遊戯王DMから数十年後の世界が舞台で、Dホイールというバイクに乗ってデュエルを行うといった変わった設定の作品です。最初はどうしてバイクに乗ってデュエルするのか疑問を持つところですが、物語後半になってくると慣れて気にならなくなります。

2008年4月〜2011年3月まで放送され話数は全154話となり、デュエル・オブ・フォーチュンカップ編・ダークシグナー編・WRGP編・アーク・クレイドル編で構成されています。

新しい主人公は最初は口数が少ないくクールなイメージですが、仲間思いで熱血感もあるキャラクターです。物語序盤はシリアス中心ですが、中盤になってくると主人公と他キャラクターの違った側面を見れたり、成長していくのを見る事ができます。

この作品以降から新たな召喚方法が追加されるようになっていき、本作では新たにシンクロ召喚が登場しました。主人公が使うシンクロンモンスターはそのシンクロ召喚を主軸としたデッキとなっており、弱いモンスター同士から強力なシンクロモンスターに繋げる戦法をとります。

シンクロモンスターの召喚方法は、チューナーと言われるモンスターとそれ以外のレベルを持つモンスターのレベルを足す事で召喚できます。

その当時新たな召喚方法が追加されたのはかなりの衝撃を受けました。前よりも特殊召喚できるモンスターが増えていき、何よりレベルの低いモンスターに価値が出来るようになりました。現在でもレベルが高いシンクロモンスターは現役で戦えるほど制圧力があるカードが多い印象です。

遊戯王5D’sはDVDで見る事ができ、VODもdアニメストア・U−NEXT・Netflix・Amazonプライムビデオ・TSUTAYA DISCAS・music.jp で視聴することができます。この作品からVHSはなくなりました。

遊戯王ZEXAL

遊戯王DMシリーズ4作品目は、遊☆戯☆王ZEXALです。

今までのシリーズと違い時系列が全く異なる設定となり、キャラクターも今までは高校生ぐらいの年齢だったのが本作品では中学生になったり低年齢層を意識してか可愛らしく描かれています。新たな主人公は序盤デュエルがあまり強くないので、最初の頃は相棒の指示を受けてデュエルします。

本作品では初めて途中でタイトルの変更を行い、1期は遊戯王ZEXAL、2期は遊戯王ZEXALⅡ(セカンド)となっています。1期は2011年4月〜2012年9月、2期は2012年10月〜2014年3月まで放送され、1期2期合わせて全148話で構成されています。

この作品以降の序盤は遊戯王ルールであるモンスターの召喚方法や魔法・罠カードの使い方などを説明するようになります。前作と同様新たな召喚モンスターであるエクシーズモンスターが追加され、その召喚方法もしっかりと説明されるようになっています。

エクシーズモンスターの召喚方法は、同じレベルのモンスター同士を重ね合わせることで召喚する事ができます。

前作遊戯王5D’sに登場したシンクロモンスターと違いエクシーズモンスターはチューナーを必要としない新たな召喚方法で、レベルが一緒なら召喚できるということで様々なデッキで入っていました。エクシーズモンスターは素材のカードを墓地に送って効果を使用する関係上強力な効果が多い印象です。

遊戯王ZEXALはDVDで見る事ができ、VODもdアニメストア・U−NEXT・Netflix・Amazonプライムビデオ・TSUTAYA DISCAS・music.jp で視聴することができます。

遊戯王ARC-V

遊戯王DMシリーズ5作品目は、遊☆戯☆王ARC-5です。

遊戯王DMシリーズで初のパラレルワールドになっており、遊戯王GX・遊戯王5D`s・遊戯王ZEXALの一部キャラクターが違う設定や役割で登場するというスター・システムを用いた異色の作品です。新たな主人公は前作と同じく中学生で、エンターテイナーを目指すデュエリストです。

2014年4月〜2017年3月まで放送され話数は全148話、スタンダード編・シンクロ次元編・エクシーズと融合次元編、五次元アークファイブ編、ペンデュラム次元に別れています。

本作品では遊戯王5D’sと同じく普通のデュエルとは違うアクション・デュエルを行ないます。デュエル中にアクションカードという落ちているカードを使用することで、手札や場に逆転するカードが無くてもアクションカードで防御や回避を行う事ができます。

この作品では新たな召喚方法であるペンデュラム召喚が登場しました。ペンデュラムモンスターはモンスターと魔法が合わさったカードとなります。最初は主人公が使える特殊な召喚方法でしたが、主人公がいる世界のスタンダード次元では多くのキャラクターが使えるようになっていきます。

ペンデュラムモンスターの召喚方法は、手札からペンデュラムゾーンにペンデュラムカードを発動し、そのカードのスケールの数値内のレベルを持つモンスターを手札・EXデッキの表側のペンデュラムモンスターを召喚することができます。

この頃の遊戯王ではペンデュラムモンスターの実装に合わせてルールも変更されており、特にデュエルスペースの新規追加が衝撃的ですが、この作品以降も大幅な変更を行うようになっていきます。

ペンデュラムモンスターは場から墓地には行かずにEXデッキに表側表示で入る効果があります。スケールがあってさえいれば毎ターン召喚できるという継続的な戦闘能力が強みです。最近ではルール変更で大量展開はリンクモンスターがいなければできませんが、それでも条件が整っていれば毎ターン出せるのは強力です。

遊戯王ARC-5もDVDで見る事ができ、VODはdアニメストア・U−NEXT・Netflix・Amazonプライムビデオ・TSUTAYA DISCAS・music.jp で視聴することができます。

遊戯王VRAINS

遊戯王DMシリーズ6作品目は、遊☆戯☆王VRAINSです。

本作品は「スタジオぎゃろっぷ」制作としては最後の遊戯王となります。主人公は久々に高校生となり、遊戯王DMや遊戯王5D`sと同じくクールなキャラクターとなっています。

2017年5月〜2019年9月まで放送され話数は全120話となり、ハノイの騎士編・イグニス編・Ai編の3つとなっています。

タイトルのVRAINSとあるようにVR(バーチャルリアリティ)・AI(エーアイ)・NS(ネットワークシステム)を重点に置いた作品で、ネットワークの世界に入りその中でデュエルを行ったりと近未来感ある世界観が特徴です。

本作品ではスピードデュエルと言われる通常少し違うデュエル方式を用いて行う事が多いです。普通と違う点は、手札初手4枚・デュエルペース縮小・メインフェイズ2無しとなっており、スキルというキャラクター固有の能力まであります。

新たな召喚方法ももちろん登場しており、リンクモンスターと言われる矢印がついたモンスター群になります。前作同様にデュエルスペースとルールが大幅に変更され、ペンデュラムスケースは魔法・罠ゾーンに移動し、新たにエクストラモンスターゾーンが追加されました。

リンクモンスターの召喚方法は、モンスター・またはトークンをリンクマーカーと呼ばれる矢印の数だけ墓地に送ることで召喚する事ができます。

新たなルールではEXデッキのモンスターはエクストラモンスターゾーンとリンクモンスターの矢印でしか召喚出来ないようになりました。遊戯王VRAINS終了後の2020年4月からはEXデッキの融合・シンクロ・エクシーズモンスターはそれ以外のモンスターゾーンにも出せるように戻りました。

この頃にはリアルのカードゲームを辞めてはいましたが、遊戯王のゲームは遊んでいました。現在はさまざまなプラットフォームでプレイできる遊戯王MASTER DUELでリンクモンスターなどリアルでは使った事がないカードを使用して楽しんでいます。

遊戯王VRAINSもDVDで見る事ができ、VODはdアニメストア・U−NEXT・Netflix・Amazonプライムビデオ・TSUTAYA DISCAS・music.jp で視聴することができます。

遊戯王SEVENS

遊戯王DMシリーズ7作品目となるのは、遊☆戯☆王SEVENSです。

この作品からアニメーション制作会社が「スタジオぎゃろっぷ」から「ブリッジ」に変更されました。カードゲーム自体も遊戯王ラッシュデュエルに変わり、アニメにおいてもラッシュデュエルが基本の方法となります。新たな主人公はシリーズ初の小学生でラッシュデュエルの創設者となります。

2020年4月〜2022年3月まで放送され話数は全92話で、ラッシュデュエル誕生編・マキシマム編・ゴーハ6小編・チームバトルロイヤル編・ゴーハ6兄弟編・ゴーハ社員編・デュエルの王編となっています。

主人公は発明家でそれらを「ロード」と呼んでおり、ラッシュデュエルも誰もがデュエルを楽しめる方法として完成させました。劇中ではこのラッシュデュエルを基本として物語が進んでいきます。

ラッシュデュエルは今までの遊戯王とおおまかなルールは同じですが、通常召喚が何度もできる・手札は毎ターン5枚になるまでドローする・デュエルスペースが小さいなど変化点は多々あります。

遊戯王SEVENSはDVD・Blu-rayで販売されており、VODはdアニメストア・U−NEXT・FOD・Netflix・dTV Amazonプライムビデオ・TELASA・TSUTAYA DISCAS・music.jp で視聴可能で、今までのシリーズよりも視聴できる数が多いです。

遊戯王ゴーラッシュ!!

遊戯王DMシリーズ8作品目となるのは、遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!です。

前作遊戯王SEVENSと同じくアニメーション制作は「ブリッジ」が担当しており、カードも同様にラッシュデュエル使用します。

2022年4月から放送を開始し、現在も放送中です。

主人公はなんと宇宙人となっており、新たな種族ギャラクシーを使用します。それ以外のキャラクターは前作遊戯王SEVENSと名字が同じキャラクターが登場しており、遊戯王SEVENSから数年後が世界かと予想されています。

遊戯王SEVENSが2年で終了してこの作品に変わったため、遊戯王OCGカードの方は特に変化はなく2020版マスタールールのままとなっています。これまではアニメシリーズ変更時にルールも変化してきましたが、年数も少ない・ラッシュデュエルとは別のルールの為、変更されなかったと思われます。

遊戯王ゴーラッシュ!!は2022年6月時点ではDVDはまだありません。VODではdアニメストア・U−NEXT・FOD・Hulu・TELASA・ABEMAプレミアム・music.jpで視聴できます。これまでの遊戯王シリーズと違ってドラマなどが見れるHulu・ABEMAでも見ることができます。

最後に

いろんなシリーズがある遊戯王はどれから見ればいいの?と思われますが、どのシリーズから見ても大丈夫です。私的なおすすめはやはりデュエルモンスターズシリーズ最初の遊戯王DMですが、各シリーズ変わるごとに主人公も変わるため、自分の好きなタイプのキャラクターから見るという入り方もできます。

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