遊戯王MD どんなデッキにも入る汎用性カードランキング【マスターデュエル】

ゲーム

 以前遊戯王のアニメを紹介しましたが、私は遊戯王DM遊戯王VRAINSまでは全話見るほど大好きで、カードゲームの遊戯王OCGも初期からプレイして大学生までは決闘者デュエリストでした。それ以降は遊ぶ相手もなく引退していましたが、2022年1月に遊戯王マスターデュエル(MD)が実装!それ以降はデジタルで遊戯王を遊んでいます。

汎用カードランキング

今回はそんなMDのオンラインプレイで必ずと言っていいほど出て来る汎用カードについてランキング形式で紹介します。ランキングは独断と偏見で選んでいる点はご了承ください。

10位 原始生命態ニビル

属性レベル11
攻撃力3000守備力600
岩石族/ 効果

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手が5体以上のモンスターを召喚・特殊召喚したターンのメインフェイズに発動できる。自分・相手フィールドの表側表示モンスターを可能な限りリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。この効果は相手ターンでも発動できる。

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=14741&request_locale=ja

 相手が5回以上モンスターを召喚・特殊召喚すると召喚することができる手札誘発モンスターです。効果発動時に場のモンスターを全てリリースするリセット効果があり、相手の展開を妨害することができます。相手によってはこれを出して妨害しただけでサレンダーするほど強力なモンスターです。

ただ弱点も勿論あり

  • 効果によって召喚するモンスターの為妨害を受ける。
  • 効果を受け付けないモンスターはリリースできない。
  • 相手がそこまで展開しないデッキ。
  • このモンスターの召喚後にも再展開できるほどの展開力を持つデッキ。

それ以外としても、このモンスター召喚後に↑の「原始生命態トークン」を処理する手段がないとパワー負けするなど様々あります。ステータス的にもデッキに入れすぎると何もできずに終わることもあるので、私的ランキング10位にさせてもらいました。

9位 冥王結界波

効果通常魔法 

このカードの発動に対してモンスターの効果は発動できない。①:相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=14742&request_locale=ja

 相手モンスターの妨害を受けずに無効化することができる通常魔法です。相手のカード効果を無効にする大型シンクロモンスター「フルール・ド・バロネス」や、戦闘と効果破壊耐性を持ち、モンスター効果を妨害するエクシーズモンスター「FNo.フューチャーナンバーズ0 未来龍皇みらいりゅうおうホープ」などもこれ1枚で無効化させることができます。

相手のモンスターでの制圧盤面を崩すことができますが弱点もあります。モンスター効果以外の妨害を受ける点と、効果発動ターン中は相手にダメージ与えられない点です。相手によっては再展開で制圧盤面を作れるデッキもあるので、これ1枚だけでは相手を倒すことはできないです。

それと通常魔法なので相手の展開を妨害できないのも弱点といえます。ランキング内には相手のモンスター効果を無効化するカードが何枚もランクインしていますが、このカード以外は全て相手ターン中にも発動できる点を踏まえて9位にさせてもらいました。

8位 三戦の才

効果通常魔法 

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:このターンの自分メインフェイズに相手がモンスターの効果を発動している場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
相手フィールドのモンスター1体を選び、エンドフェイズまでコントロールを得る。
相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んでデッキに戻す。

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=15296&request_locale=ja

 相手がモンスター効果を発動したターン中に強力な3つの効果を発動することができる通常魔法です。効果としては「強欲な壺」「心変わり」「強引な番兵」のどれかを発動することができ、全て禁止カードや元禁止カードに選ばれるほどのカードです。

弱点としては自分ターン中に何もしてこない相手や、このカード自体は妨害を受ける点です。前者は相手ターンに効果を発動するカード多いので弱点とは言いづらいですが、後者は相手の妨害をもろに受けるので止められる可能性もあります。

ただ、相手に妨害を強要させる「サンダーボルト」や「ライトニング・ストーム」などが止められた後に発動すると妨害されずに通ることもあります。通常魔法なので相手の妨害を止められるカードでは無いのと、発動しても盤面をひっくり返すパワーはない点(場合によりますが)から8位とさせてもらいました。

7位 禁じられた一滴

効果速攻魔法 

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分の手札・フィールドから、このカード以外のカードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。その数だけ相手フィールドの効果モンスターを選ぶ。そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。このカードの発動に対して、相手はこのカードを発動するために墓地へ送ったカードと元々の種類(モンスター・魔法・罠)が同じカードの効果を発動できない。

 相手の効果モンスターを任意の数まで無効化する速攻魔法です。ランキングで紹介した「冥王結界波」と同じくチェーン不可にさせる強力な効果があり、こちらは攻撃力の半減効果も強力です。チェーン不可は墓地に送ったカードによって魔法・罠も発動することができず、それ以外のデメリットもない点も優秀です。

弱点はカードの消費が激しい点で、発動時の効果でカードを墓地に送らなければならないので、2枚以上はカードを消費します。小技としては他のカードの妨害にチェーンして発動、妨害されたカードを墓地に送ればお得に発動することができます。

速攻魔法なので妨害チェーン不可を使った制圧盤面の崩し攻撃力半減によるサポートと様々な場面で使えます。ただこのカードよりもランキングが上のカードが多い理由としては手札誘発とは違い不意に妨害できない点とカードを消費する点から7位にさせてもらいました。

6位 エフェクト・ヴェーラー

属性レベル 1
攻撃力0守備力0
魔法使い族 / チューナー/ 効果

①:相手メインフェイズに、このカードを手札から墓地へ送り、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=8933&request_locale=ja

 相手の効果モンスターを無効する手札誘発効果を持つチューナーモンスターです。他妨害とは違い効果範囲は狭く、副次効果もないですが、手札から発動することができるので奇襲性が高いです。モンスターでかつチューナーでもあるので、いざという時にはシンクロモンスターの素材にできる点も優秀です。

弱点は場のモンスターしか妨害できない点で、場以外の手札・墓地や除外ゾーンで発動する効果などは無効にできずに発動されてしまいます。これは発動コストで墓地などに行ってから発動するカードも無効化できないので注意が必要です。

奇襲性の高さとチューナーでかつ優秀なステータスという要素はありますが、フィールド上のモンスター1体しか止めれない点から6位とさせてもらいました。

5位 抹殺の指名者

※制限(2023年9月時点)

効果速攻魔法 

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:カード名を1つ宣言して発動できる。宣言したカード1枚をデッキから除外する。ターン終了時まで、この効果で除外したカード及びそのカードと元々のカード名が同じカードの効果は無効化される。

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=14627&request_locale=ja

 自身のカードをデッキから除外することで同じカードを無効にすることができる速攻魔法です。相手のあらゆるカードを種類問わずに無効にすることができ、それ以外の方法として自身のカードを除外することもできます。

弱点は除外するカードと同じ物を相手が持っていなければならないので、相手によっては無効化できない点です。とはいえ、ランキング上位に紹介しているカードはほぼ確実にデッキに入れているので、変わったデッキでなければ発動自体はしやすいです。他の弱点とすれば発動時にデッキにカードがなくなっていると無効にできないです(これは運ですが)。

無効化範囲が広いのはいい点ですが、自身もカードを除外しているおり、そのカードの再利用は難しくなる点は注意しておきたいです。それとランキング内唯一の制限カードなので1枚しか入れられない点も踏まえて5位にさせてもらいました。

4位 無限泡影

効果通常罠 

自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。セットされていたこのカードを発動した場合、さらにこのターン、このカードと同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果は無効化される。

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=13631&request_locale=ja

 相手モンスターの効果を無効にするシンプルな効果ですが、他のカードがなければ手札から発動することができる通常罠です。いきなり手札から発動できる点で奇襲性もありますが、場にセットした場合にも副次効果が追加される点も魅力的です。

弱点は手札からの発動は場にカードが1枚でも残っていると発動できない点・・・ぐらいです。その場合でもセットしてしまえば問題なく、セットした場合でも縦列の魔法・罠も無効にできます。他は強いてあげるなら対象を取るカードなので対象耐性があるモンスターに無力な点には注意が必要です。

1ターン目は相手の妨害ができる数少ない手札誘発罠カードで、それ以外でも相手の制圧盤面を崩す一手としても優秀です。もし止められても「三戦の才」の発動条件を満たすことができたり、「禁じられた一滴」のコストにすることもできます。ただセットして使う場合は罠カードなので少し遅くなってしまう点から4位にさせてもらいました。

3位 墓穴の指名者

※準制限カード(2023年9月時点)

効果速攻魔法 

①:相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及びそのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=13619&request_locale=ja

 相手の墓地のモンスターを除外して次ターンまで同名カードを無効にする速攻魔法です。ランキング内にある手札から墓地に送って発動するモンスター(エフェクト・ヴェーラーなど)もこのカードで除外すると無効にすることができ、それ以外にも墓地蘇生などもこのカード1枚で妨害できます。

近年の遊戯王は『墓地は第二の手札』と言われるほど重要な要素になっており、墓地だけでなく、手札・場にいる同名モンスターも無効にできるので、相手の墓地に同じモンスターがいたら発動して妨害しましょう。墓地関連を無効にできる点は優秀ですが次ターンまで無効になるので、自身のカードにも影響が出る点には注意しておきたいです。

フリーチェーンで発動できるのはいいですが、手札誘発系ほど奇襲性はない点から3位にさせて貰いました。ただ、ランキング1・2位の手札誘発はほぼ必ず入っているのでそれらを対策として入れておきたいカードです。

2位 灰流うらら

属性レベル 3
攻撃力0守備力1800
アンデット族 / チューナー/ 効果

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=12950&request_locale=ja

 手札から捨てることでデッキに関するあらゆる効果を無効にする手札誘発効果を持つチューナーモンスターです。近年の遊戯王はサーチカードを大体入れているので腐ることがほぼほぼないです。それだけでなく防御力もそこそこ高いので「エフェクト・ヴェーラー」よりも盾役として出すことも可能です。

弱点は1ターンに一度のみしか発動できない点・3位の「墓穴の指名者」などの墓地妨害の影響を受ける点です。前者は1回止めたところで展開が止まらないデッキが多いので、使うタイミングを間違えると無意味になってしまいます。後者は「墓穴の指名者」「墓穴ホール」など止められる可能性も普通にあります。

とはいえ、相手の展開を止めるカードとしては奇襲性も高く、入れておかないと相手を自由させてしまう点から必ずと言っていいほど入れておきたいカードではあります。

1位 増殖するG

属性レベル2
攻撃力500守備力200
昆虫族/ 効果

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。①:このカードを手札から墓地へ送って発動できる。このターン、以下の効果を適用する。●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキから1枚ドローする。

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=9455&request_locale=ja

 相手モンスターの特殊召喚に反応してカードをドローすることができる手札誘発の効果モンスターです。ドローするだけで何か意味あるの?なんでこのカードが1位?と思うかもしれませんが、手札が多ければ多いほど相手の盤面を崩す手段が増えるので1位に選びました。

例えば相手の特殊召喚後のドローにランキングで紹介した手札誘発カードが来れば途中で妨害ができます。相手モンスターの効果を無効にする「エフェクト・ヴェーラー」「無限泡影」、相手のサーチカードを無効にする「灰流うらら」、相手の展開を全て吹き飛ばす「原始生命態ニビル」など発動すればほぼ相手は躊躇してきます。

弱点とすればランキング2・3位の妨害カードの影響を受ける点と、ドロー効果は強制なので途中で止められない点です。相手によっては20回以上展開してきて自身のデッキがなくなる可能性もあるので、妨害カードで展開を止めておきたいです。

あまり使われないですが、星2モンスターで自身を墓地に送れる点から「ジャンク・シンクロン」の効果を能動的に使えるなどモンスターとしても優秀です。近年の遊戯王は特殊召喚が主流なので必ずデッキに入れておきたいです。

まとめ

 近年の遊戯王はゲームスピード上がっており、その原因となっているのは強力な効果モンスター達が登場しているからだと思われます。今回ランキングで紹介したカードはそれらに対応するためにできたカードなので、どんなデッキであっても1〜3種類は入れておきたいです。

MDで遊戯王を復帰した際はほとんどのデュエルで強力な妨害モンスター達になす術なく叩き潰されてきましたが、汎用カードを入れるようになってからはかなり勝率が上がりました!

私的には汎用カードはなるべく入れずにファンデッキ寄りのカードを入れたいところですが、MDのイベントを効率よく回るためにも最低1デッキは最強テーマを作っておくことをオススメします。

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