「CODMW2」とは違いparkシステムが廃止、代わりに「PERK装備」によって特殊な能力が得られるように変更されました。前作と違って時間経過やポイントでparkが開放されるシステムではなく、過去作同様戦闘開始時に常に得られるように変更されているので注意してください。
武器紹介は別記事にて投稿しているのでそちらを参照。こちらの記事では前作のparkに該当する「PERK装備」について紹介します。
PERK装備
今作では4種類の「PERK」という名の装備品を付けることでキャラクターに能力が付与されます。装備によってはつけられなくなったり、2つ付けれるようになったりしたりと色々な組み合わせが可能です。
PERKベスト
過去作のワイルドカードのようなポジションで、装備によって特殊な効果と装備品の増加や減少をする事ができます。同じような効果のPERK装備もあるようです。
インファントリーベスト
- タクティカルダッシュの持続時間が増加し、リフレッシュ時間が減少
前作のダブルタイムと同じ効果があり機動力が上昇します。下2つのベストと違いデメリットはなく、他装備を持つことができます。「PERKブーツ」の装備で更に機動力が上がるのでこのベストをつける場合は機動力が上がるブーツをつけるのがオススメです。
エンジニアベスト
- 敵の装備品、フィールドアップグレード、キルストリークを壁越しにスポット。ADSすると、それらをチームにハイライト表示する
- フィールドアップグレードのリチャージが短縮
前作のpark「スポッター」+「タクティカルプラス」+「オーバークロック」を合わせたような効果があり、敵の装備+キルストリークが見えるようになります。リーサルが持てなくなるデメリットがありますがタクティカルが2つ持てるようになり、PREKギアも2つ装備可能になります。
機動力を上げるのが「PERKブーツ」のみになるので機動力は低めです。強力なリーサルが持てなくなるので火力が落ちますが、代わりに妨害・サポートがしやすいタクティカルが2つ装備可能です。それに加えて強力な装備品が多い「PREKギア」も2つ付けれるので、初心者にはオススメなベストです。
ガンナーベスト
- 最大の弾数で展開
- リロード速度上昇
- 重複している効果は重ねがけできない。マガジン・ホルスターと共に装備した場合、ミッションCOMリンクの効果を得る
前作のpark「オーバーキル」効果同様にメイン武器を二つ持つことができ、リロード速度が上がって弾薬数も増えます。ただ大きなデメリットとしてブーツが装備できなくなり、機動力が低くなる弱点があります。
二つのメイン武器が持てるので距離に合わせて有効な武器を持つ事ができます。それに加えてリロード速度が上がるので連戦能力が上昇します。ただ、機動力はどうしても遅くなってしまうので有利な位置での撃ち合いを心がけたいです。
デモリションベスト
- 25秒ごとに、リーサルとタクティカル装備品を再補給
前作のperk「リサプライ」のような効果があり、タクティカルは2つ持てなくなったが、インファントリーベスト同様に装備が減るデメリットはありません。「エンジニアベスト」とは別でリーサルを2つ装備可能でタクティカルも装備でき、時間経過で投げ物が補充されます。
機動力は上がりませんが時間経過でリーサル・タクティカルをリチャージできるので、狭い通路にマインを2つ置いて、引っかかった後再度設置するなどの引きこもり戦法も可能です。β版ではあまり装備品がありませんが、製品版ではモロトフ・テルミットが出てくるはずなので拠点系に投げて妨害など様々な戦法が可能になります。
PERKブーツ
基本的に足回り関連の強化が可能な装備品です。PERKベスト「ガンナーベスト」を装備しているとつけることができなくなるので注意。
軽量ブーツ
- 移動と泳ぎの速度が上昇。泳いでいる間の音を軽減
過去作のライトウェイトのような効果、移動速度が速くなり、泳ぎの速度UPと移動音が軽減されます。移動速度が上がるので立ち回りがしやすくなります。PERKベスト「インファントリーベスト」をつけると更に長い時間素早く移動できるのでオススメの組み合わせです。
登山ブーツ
- 登りと乗り越え速度が上昇。落下ダメージを軽減
こちらも過去作のライトウェイト・デクスタリティのような効果、こちらは落下ダメージを軽減し、登り動作や乗り越え動作が速くなります。今作のMAPは登る場所が多く複雑なので、移動時のストレスを減らしたい人には最適です。
ストーカーブーツ
- 平行移動とエイム移動の速度が上昇
過去作にも登場したストーカーのperk。平行移動は横移動のことで、エイム時の移動速度も上がります。撃ち合い時の移動が速くなるので撃ち合いがしやすくなります。
タクティカルパッド
- スライディング距離が延長され、スライディング中に完全なエイムが可能になる。スタンス移行速度としゃがみ時の移動速度が上昇。
前作のダブルタイム同様にしゃがみ時の移動が早くなり、スライディング関連が強化されます。特にスライディング中にエイムが可能になるので、突撃能力が飛躍的に向上します。SMG・SGなどの近距離武器には最適な装備です。
カバートスニーカー
- 足音を消す
過去作に登場したperkのデッドサイレンスと同じく足音が低くなるようです足音が完全になくなります。PERKギア「骨伝導ヘッドセット」で恐らく効果が相殺されると思います。「骨伝導ヘッドセット」をつけて音が聞こえるか検証してみましたが相手がこのブーツを装備していると音は聞こえませんでした。(強すぎるw
MW2のフィールドアップグレードにも足音を消す装備があったのでどのくらい違いがあるかは現在不明。
PERKグローブ
手に関する強化が可能になる装備で、武器の切り替えやリロード方法が追加などの強化ができます。
クイックグリップグローブ
- 武器の切り替え速度が上昇
前作のファストハンド、武器の切り替えが上がるので連戦能力が向上します。メイン武器が二つ持てる上にリロード速度が上がるため、PERKベスト「ガンナーベスト」とは相性抜群です。
スカベンジャーグローブ
- 倒れたプレイヤーから弾薬と投げナイフを補充
前作のスカベンジャーと同じ効果で、倒した敵から弾薬が補充できるようになります。前線で弾数を多く消費するSMGには最適で、理論上無限に弾を補充して戦う事ができます。とはいえ、他2つのグローブも強力な装備なので、弾の補充はフィールド装備の「弾薬箱」にする方がいい時もあります。
コマンドーグローブ
- ダッシュしながらリロードができる
ダッシュ中にリロードが可能になる装備で、通常だとリロード時は歩き動作になります。本作は体力が高くなったのもあり、リロードという動作の隙を減らせる便利な装備品です。
PERKギア
体に関連する装備品が多く強力な効果が沢山あります。普段は1つしか装備できませんが、PERKベスト「エンジニアベスト」を装備すると2つ付けれるようになります。
EODパッド
- キルストリークでない爆発や保能によるダメージを軽減
前作のボムスクアッド効果で爆発耐性が上がります。拠点系ルールのエリア内には爆発物がよく飛んでくるため、あると無いとではかなり耐久力に差が出てきます。他ルールでもとりあえず投げて索敵するなどの適当な投げ物で死ぬことも無くなります。装備に迷ったらとりあえずつけておいた方がいい装備の1つです。
タクティカルマスク
- 敵のフラッシュ、スタン、ガスグレネードの効果を軽減。ショック、EMP、スナップショットグレネードを無効化
前作のバトルハーデン効果と同様にタクティカル装備に耐性をえられます。ベータ版にはないショックスティック・スナップショットグレネードにも耐性が得られ、特にフラッシュバンは3〜4秒⇨1秒辺りまで眩しい時間が短縮します。先ほど紹介した「EODパッド」とどちらにするか悩みますが、その場合はPERKベスト「エンジニアベスト」をつけて装備しましょう。
ミッションコントロールCOMリンク
- キルストリークに必要なキル数が1つ減少。スコアストリークのコストが125減少
前作のハードラインと同様にキル・スコアストリークの必要数が減少します。キルが苦手な人でも少ない数でストリークを使用できるようになるので、初心者の方には必須装備と言えます。「EODパッド」同様に装備に迷ったらとりあえずつけておいた方がいい装備の1つです。
骨伝導ヘッドセット
- 戦闘音を軽減して敵の足音や銃声を識別しやすくする
過去作に度々登場するアウェアネスと同様に足音がより聞こえやすくなります。足音を消すPERKブーツ「カバートスニーカー」の効果はおそらく相殺されると思われます(前作のフィールドアップグレードのデッドサイレンスに効果があるのか不明)。
β版時点では相手の「カバートスニーカー」打ち消す効果はなく、全く音が聞こえず対策できないので注意してください。ただそれ以外は相手の足音はしっかり聞こえるので意味のない装備ではないです。
L/R探知機
- 敵のレーザー源や放射線源を警告
前作のハイアラートと同様に相手からエイムされた時に、相手のいる方向が画面上で分かるようになります。SRのような遠距離からの攻撃が事前に分かるようになったりするので生存率が上がります。文言的に相手のレーザー場所も見やすくなるかは現在不明です。
色々検証してみましたが相手のエイム時にいる方向は分かりませんでしたw 相手がレーザーサイトをつけている人が少なく、レーザーが見やすくなるかもわからなかったです。現状死PERKなので装備しないようにしましょう。
ゴーストT/V迷彩
- 移動中にUAV、敵のレーダー源、心拍センサーによる探知をブロック
前作のゴーストと同じ効果ですが、過去作同様移動中にのみゴースト効果発動に戻りました。ただ、今作は銃の発泡時に赤点が出るように戻ったので、この装備だけではバレてしまう点は注意して下さい。相手にバレないようにするには武器に「サイレンサー」を付け、足音が消える「カバートスニーカー」を付ければ隠密性が更に上がるのでオススメです。
まとめ
過去作「COD:BOCW」の時同様にワイルドカード枠の「PERKベスト」が追加され、前作以上に組み合わせが豊富になりました。バランス調整もかなり考えられており、ベストによっては一部装備が付けられなくなどの制限が掛かるようになりました。
現段階では定番の組み合わせがありませんが、製品版では前作「MW2」の武器・リーサル・タクティカルも追加される予定で、それらが来ると使えない装備品がいっぱい出てきそうです。組み合わせ次第では前作以上に凶悪な組み合わせが出てきそうで私的には怖いです。
とはいえまだ製品版までは時間があるのでゲームバランスの調整は『スレッジハンマー』に頑張って欲しいところです。ベータ版をプレイして思った事があれば公式サイトや『COD Japan』に報告していきましょう。