【ゲーミングPC】パソコン価格別解説

パソコン

前回は自作パソコンについて紹介しましたが、今回は例としてパソコン専門店での価格とスペックについて紹介していこうと思います。

パソコンとは

パソコンとは、個人向けの小型、低価格の汎用コンピュータ製品。個人が手元に置いて直接操作して利用するもので、利用者がソフトウェアを導入することで様々な用途に利用できる。

https://e-words.jp/w/%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3.html

パソコンは本体とモニター、操作するためのマウスとキーボードがあります。デスクトップパソコンとも言われ、価格とサイズを大きくすればするほど性能が良くなります。

モニター・本体・キーボードが一体化して、小型になったものがノートパソコンと呼ばれるものです。性能はデスクトップパソコンには及びませんが、持ち運び可能でLANケーブルやWiFiなどがあればどこでもインターネットに繋がる事ができます。

パソコン各価格構成解説

今回は主にデスクトップパソコンの解説になります。

10万円以下のパソコン

大手電気メーカーなどで販売されていることが多いパソコンがこれにあたります。価格は安いですがスペックも低く、仕事用・事務用など基本的なことはできるパソコンです。学校などで勉強に使用するのがこの辺りのスペックのものとなっています。

※ドスパラのスリムタワーPCより引用
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=2&mc=10891&sn=4028
スリムタワーPC  価格約8万円
OSWindows 11 Home 64ビット
CPUインテル Core i5-12400
グラフィック機能インテル UHDグラフィックス730 (CPU内蔵)
電源300W 電源
メモリ16GB (8GBx2) (DDR4-3200)
SSD500GB SSD (NVMe Gen3)
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応)
LAN1Gb 対応LANポート×1
標準キーボード日本語キーボード
標準マウス光学式ホイールマウス ブラック(3ボタン、有線)
サイズ幅96 × 奥行き395 × 高さ330mm
重量約7kg

12世代のCPUを使用していますが、グラフィックはCPUの内蔵グラフィックを使用しているのでグラフィック性能は良くないです。しかし、ゲーミングパソコンにはあまりつけられていないDVD再生機能がついています。サイズはスリムタワーなので机の上に置いてもそこまで場所を取らないところもいい点です。

10万円以上のパソコン

大手家電メーカーで勉強やゲームをしたいパソコンを頼むと大体この価格帯になります。パソコン自体のスペックは十分ありますが、ゲームをする場合は最低画質の設定でしかプレイすることができません。

※ドスパラのミドルタワーPCより引用

https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=2&tc=56&ft=&mc=12174&sn=3427&st=1&vr=10&tb=2#tabContents
ミドルタワーPC  価格約14万円
OSWindows 11 Home 64ビット
CPUインテル Core i5-12400
グラフィック機能NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB
電源650W 電源
メモリ16GB (8GBx2) (DDR4-3200)
SSD500GB SSD (NVMe Gen3)
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応)
LAN1Gb 対応LANポート×1
標準キーボード日本語キーボード
標準マウス光学式ホイールマウス ブラック(3ボタン、有線)
サイズ190(幅)x475(奥行き)x415(高さ)mm
重量約12.6kg

ミドルタワーのパソコンなので置き場所は少し取りますが、10万円以下のPCよりも性能が上がっており、仕事・事務はもちろんゲームもすることができます。この表で紹介しているものはマウスとキーボード・DVD再生機能もついているので色々できてお得なパソコンと言えます。

20万円以上のパソコン

大手家電メーカーではあまり取り扱っておらず、パソコン専門店でよく売られているのがこの価格帯のパソコンです。画質はフルHDの最高設定でも高FPS値が出て、色々なゲームができるようになります。

※ドスパラのフルタワーPCより引用
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=13&tc=30&ft=&mc=12166&sn=4376&st=1&vr=10&tb=1#tabContents
フルタワーPC  価格約20万円
OSWindows 11 Home 64ビット
CPUインテル Core i7-12700
グラフィック機能NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8GB
電源650W 電源
メモリ16GB (8GBx2) (DDR4-3200)
SSD1TB SSD (NVMe Gen3)
光学ドライブなし
LAN1Gb 対応LANポート×1
標準キーボードなし
標準マウスなし
サイズ220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm
重量約14kg

ゲーム以外にも仕事・事務・クリエイト用途など様々な事ができるようになるので初心者にはオススメのゲーミングパソコンです。ただし、パソコンの性能を上げたせいかマウス・キーボードは別で購入する必要があり、DVD再生機能は削除されています。パソコンの大きさも10万円以上で説明したものより大きい点も注意。

30万円以上のパソコン

この価格帯になると4K画質でも十分なFPS値を維持する事ができます。スペック的に言うと10万円以上で説明したパソコンの3倍の性能差があります。仕事・事務・クリエイト用途・ゲームだけでなく、ゲーム実況も十分にできます。

フルタワーPC  価格約30万円
OSWindows 11 Home 64ビット
CPUAMD Ryzen 7 5700X (3.4GHz-4.6GHz/8コア/16スレッド)
グラフィック機能NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti 12GB GDDR6X
電源850W 電源
メモリ16GB (8GBx2) (DDR4-3200)
SSD1TB SSD (NVMe Gen3)
光学ドライブなし
LAN1Gb 対応LANポート×1
標準キーボードなし
標準マウスなし
サイズ220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm
重量約14kg
ケースは20万円以上のPCと同じ

表ではメモリ容量が16GBですが、ゲーム実況をやる場合は32GB以上にしたいところです。本体の価格もそうですが4K画質対応モニターを買わなければならず、マウス・キーボードも別売りなのでさらにお金がかかるので注意が必要です。

35万円以上のパソコン

30万円以上の時でもかなりのスペックでしたが、こちらは4K画質でも高FPS値でゲームをすることができます。さらに、下記の表のようにLANケーブルもいいものを使用できるようになるので通信速度も早くなります。

フルタワーPC  価格約39万円
OSWindows 11 Home 64ビット
CPUインテル Core i7-12700 (2.10GHz-4.80GHz/12コア/20スレッド)
グラフィック機能NVIDIA GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X (HDMI x1,DisplayPort x3)
電源850W 電源
メモリ16GB (8GBx2) (DDR4-3200)
SSD1TB SSD (NVMe Gen3)
光学ドライブなし
LAN2.5Gb 対応LANポート×1
標準キーボードなし
標準マウスなし
サイズ220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm
重量約14kg
ケースは20万円以上のPCと同じ

35万円以上になると性能がそこまで大幅に上がることはなく、正直オーバースペックだと思います。人気があるゲーム実況者などは30万円以上のパソコンを使用して動画配信などをしているので、本職としてゲーム実況者になる場合は必要になると思います。

最後に

結局どの価格帯を選べばいいのかと言われると10万円〜20万円辺りのパソコンを選べば間違い無いです。現在のゲームはフルHD画質が基本で、4K画質では余り高いFPS値が出せないのが多いです。それに加えて、仕事・事務・クリエイト用途でも使用できるので、スペックを確認して購入しましょう。

各ゲームにおける平均FPS値を下記の表に載せておきます。FPS(フレームレート)とは、1秒間の動画が何枚の画像で構成されているか示す値のことで、ゲーム機のPlayStation5のFPSが120fpsとなっています。

フルHD画質高画質設定フルHD画質低画質設定
NVIDIA GeForce GTX 1650約70〜80NVIDIA GeForce GTX 1650約120〜240
NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 約190〜220NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 約300400
NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti 約265〜300NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti 約300〜450
NVIDIA GeForce RTX 4080測定中NVIDIA GeForce RTX 4080測定中
フォートナイト・Apex Legends・CODシリーズより

GTX1650ではそこまで高いFPS値が出ていませんが、低画質設定ならPlayStation5と同じか、それ以上のFPS値が期待できます。今回紹介したGTX 1650〜RTX3060 Tiの間にも色々な性能のグラフィックボードが存在するため、「グラフィックボード FPS」で検索しましょう。

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