CODMW3（2023）　リーサル紹介

　「Call of Duty Modern WarfareⅢ（2023）」のリーサル装備の紹介をしていきます。前作MW2の引き継ぎ武器は銃だけでなく投げ物も引き継がれています（ただし銃と違ってレベルやデイリーチャレンジ完了する必要あり）。今回もルールによって使えるリーサル装備や、立ち回りによって使えるリーサル装備を解説していきます。

リーサル装備について

　リーサル装備は全プレイヤーが1ライフに1個持つことができる投げ物・地雷装備のことです。

PERK装備のボディアーマー「デモリションベスト」をつけることで25秒に1個リチャージすることができ、1ライフにつき2個装備になります。それ以外にもフィールドアップグレード「ミューニションボックス」を使用することでリーサル装備を補充することができます。逆に、ボディアーマー「エンジニアベスト」や「CCTコムベスト」をつけているとリーサルが装備できなくなる点には注意。

投げ物系はPERK装備のグローブ「オードナンスグローブ」を装備すると、投げる距離が伸びるようになるのでオススメのPERK装備です。

リーサル装備の種類

　今作は前作MW2のリーサル装備が全て引き継がれています（モロトフはMWZ専用）。今作は更に2つ追加され、マルチプレイヤーで使用できるリーサルは全11種類になりました。

フラグ

　シリーズ定番の手榴弾で、安全ピンを抜いてから5秒後に爆発します。爆発物の中では軽めなので遠くに投げることができ、遠距離の敵を倒すことができます。爆発する前まで持っていくことで近距離の爆撃をすることもでき、形状が丸いおかげで壁などに当てて室内に転がすこともできます。使い手によって近〜遠距離どこにも対応できる汎用性がある爆発物です。

グローブ「オードナンスグローブ」をつけていると遠くに投げられるだけでなく、相手の投げて来たフラグの爆発時間をリセットすることができます。相手がフラグを投げて来た時は安心して投げ返すことができるので覚えておきましょう

センサーマイン

　近年のシリーズに度々登場する跳躍地雷です。設置後近づいた敵に爆弾部分が飛び上がって爆発します。「クレイモア」と違って爆発範囲は表示されていませんが、「飛び上がる⇨爆発」なので発動までラグがあることから少し遅いです。それと伏せ動作をすることでダメージをかなり抑えられるので、相手によってはキルできないこともあります。

ただ爆発範囲は一方ではなく周辺で爆発するので、状況によっては複数巻き込んでキルすることができます。マインは相手からよく見えますが、設置した場所によっては見えなかったりするので、「クレイモア」とは状況によって使い分けましょう。

ドリルチャージ

　前作MW2から登場したリーサルで、壁を貫通して爆発する爆弾を投げます。貫通して爆発する箇所よして例を挙げると、扉・窓がついている壁・隣の部屋・上の階・下の階など、色々な箇所に引っ付いて爆発します。室内の拠点などに壁側から攻撃することができ、敵の防衛を崩す手段としては十分な働きをしてくれます。ただし、貫通する場所に設置しないと不発になる点には注意が必要です。

盾や人に引っ付けることができ、引っ付いた場合はギア「EODパッド」をつけていても即死になります。

スティッキーグレネード（セムテックス）

　「フラグ」同様シリーズ定番の粘着爆弾で、投げた後2〜3秒ぐらいで爆発します。「フラグ」同様遠くに投げれますが、爆発時間が短いので遠距離への攻撃には向いていないです。その代わり爆発時間が短いので近〜中距離で素早く爆発する即効性が売りです。「ドリルチャージ」同様に壁や人に引っ付く性質を持つので、盾持ちの相手に対応することができます。

シーズンが進むたびに名称が変更されて、現在は「スティッキーグレネード」に落ち着きました。

C4

　こちらも各シリーズに度々登場しているプラスチック爆弾で、設置後にボタン操作で爆発します。少し重いせいかグローブ「オードナンスグローブ」をつけていないと遠くに投げることができませんが、爆発範囲はリーサル内ではかなり広いです。投げてからもう一度リーサルボタンを押して爆発なので発動までにラグがありますが、特定のボタン（パッドなら□）2回押しで即時爆発できます。

引っ付く性質を持つので壁や床に貼り付けることができます。面白い使い方として、味方が出したフィールドアップグレード「リーコンドローン」に乗せて擬似ボムドローンみたいにすることも可能です。グランドウォーでは車に貼り付けたり、Warzoneなら購入ステーションに取り付けるなど、いやらしい使い方もできるので覚えておきましょう。

クレイモア

　シリーズ定番の設置型地雷で、近づいた敵を爆撃します。「センサーマイン」と違って爆発範囲は一方方向のみで、センサーの範囲が見えてしまう弱点はありますが、爆発するまでの時間が早いのが強みです。扉の前や階段の途中、曲がり角に設置するなど当たりそうな場所を考えて設置しましょう。

テルミット

　MW（2019）・前作MW2にも登場した焼夷弾で、「セムテックス」同様に壁・床や人に引っ付く性質を持ち、定期的に火炎ダメージを与えます。火炎ダメージなので引っ付かない限り倒せないことは多いですが、拠点系のルールなら防衛、通路などに投げることで通路の封鎖などができます。「EODパッド」をつけている場合はダメージがかなり落ちるので注意。

投げナイフ

　こちらもシリーズにいろいろな形で登場する当たったらワンパンのリーサルです。ナイフなので爆発物と違って範囲は狭いですが、当たれば確実に倒せる強みはあります。投げナイフは回収可能で、当たった相手や、刺さった場所に行くと再度利用できます。グローブ「スカベンジャーグローブ」を持っていると倒した敵からも補充できます。

隠し効果として「投げナイフ」を持っている場合は近接攻撃がナイフ攻撃になるので、近距離でもワンパンでキル可能になります。

手裏剣

　前作MW2で追加されたリーサルで、爆発物と違って攻撃範囲は狭いですが、素早く攻撃することができます。「投げナイフ」と違う点は投げれる数が多い＋投げナイフよりも早く投げれる特徴があります。ただし、あちらと違って1発でキル出来ないという弱点があり、持っていても近接攻撃が変化することはありません。

他でダメージを与えてから投げることでキルすることはできますが、基本敵には2発当てる前提で投げた方がいいです。「スカベンジャーグローブ」を装備していると倒した敵から補充はできますが、「投げナイフ」と違って刺さった相手からの補充はできないので注意。

ブリーチャードローン

　新登場のリーサルで、真っ直ぐ飛んでいく爆弾付きのドローンを飛ばします。ドローンの飛ぶスピードは早くはありませんが、壁や人に当たるまで止まることはなく飛んでいきます。飛んでいくスピードが遅いことから時間差で攻撃するという事も可能ですが、基本的な使い方としては敵のいる場所の地面を狙って投げる使い方になると思います。

サーモバリックグレネード

　新登場のリーサルで、時間差で広い範囲に爆炎ダメージ＋残り火による火炎ダメージを起こす爆弾です。爆発には少しですがスタン効果があり、当たった相手の動きを少し遅くできます。爆発後は「モロトフ」のような残り火が地面に残りダメージを与えますが、「テルミット」同様にそこまで期待できるものではないので注意しましょう。

副次効果として爆発ダメージに当たった敵は、次の爆発攻撃のダメージが上がる効果があります。ランチャーの攻撃力が上がるので、1発でキル出来ないランチャー「RGL-80」を使う場合は持っていくのもいいかもしれないです。

モロトフ（MWZ限定）

　過去シリーズに度々登場し、前作MW2はマルチプレイヤーでも使用できたリーサルです。今作はゾンビモード「MWZ」専用になりマルチでは使用できなくなりました。「テルミット」と違って範囲が広いのか、ゾンビ相手ならレベル3の敵にもかなりのダメージが与えられます。ゾンビモードで落ちていたら持っていきたいリーサルです。

ゲームモードごとのオススメリーサル装備

チームデスマッチ

• チームデスマッチ（TDM）：６VS６で先に合計100キルに到達した方が勝ちのルール。

おすすめリーサル１	おすすめリーサル２

　フラグは爆発までに時間があるため遠くに投げることができ、開幕敵がいる方向に投げることで運が良ければそれだけで1キル出来ます。投げるのに時間を調整すると近くの敵もキルできるのでオススメです。投げナイフは不意の出会い頭や弾切れ時に投げて当たればキルでき、近接攻撃もナイフになるので対応力が上がります。

フリーフォーオール

自分以外全員敵で全８人で30キルした人の勝ちのルール。

おすすめリーサル１	おすすめリーサル２	おすすめリーサル３

　自分以外敵なので、地雷であるセンサーマインとクレイモアは置いておくだけでキルできる可能性があります。スティッキーボム（セムテックス）は弾切れキルできなかった時の追撃や、相打ちで倒せることもあるのでオススメです。

ドミネーション・ハードポイント

• ドミネーション（DOM）：3つの拠点を取り合うルール。
• ハードポイント：時間経過で変わる拠点を取り合うルール。

おすすめリーサル１	おすすめリーサル２	おすすめリーサル３

　オブジェクトルール系は拠点に敵がいることが多いので、壁越しに攻撃することができるドリルチャージがオススメです。C4は爆発までにワンテンポかかりますが爆発範囲が広いため、拠点に投げ入れることができれば大量キルも狙えます。

テルミットは拠点に投げることで敵が入るのを躊躇させることができたり、拠点前に投げると入ってくる敵にダメージが入り優位に立てるのでオススメです。

サーチアンドデストロイ

• サーチ・アンド・デストロイ（S&D）：リスポーンなし。攻撃・防衛側に分かれ、爆弾を設置や解除・全プレイヤーキルで勝利するルール。

おすすめリーサル１	おすすめリーサル２

　リスポーン無しのルールであるこれらのルールは1キルするだけで優位に立てます。センサーマインを目標に置いておくだけで自然に1キルでき、キルできなくてもそこに敵がいるとわかることができます。スティッキーボム（セムテックス）は爆発までの時間が短いため目標に投げるだけで優位に立てるのでオススメです。

グランドウォー・インベージョン

• グランドウォー（GW）：大きめなマップにて5つ以上の拠点を取り合う32VS32の対戦ルール。
• インベージョン：GWのマップにて両陣営大量のBOTが入ったTDMで20VS20の対戦ルール。

おすすめリーサル１	おすすめリーサル２	おすすめリーサル３	おすすめリーサル４

　大きめのマップで建物が多いため、建物の入り口にセンサーマインとクレイモアの地雷系は非常に強力です。建物に入ってくる敵を自然にキルでき、キルできなくても敵が入ってきたのかがわかります。センサーマインは乗り物にも大ダメージ与えることが出来るので覚えておきましょう。

乗り物が多いため、乗り物に投げることで継続的にダメージを与えることができるテルミットはオススメです。ドリルチャージは乗り物に刺すことで内部に爆発ダメージが入るので操縦者をキルすることができます。

Warzone

　超大規模マップでのバトルロイヤルである「Warzone」でのオススメリーサル装備もご紹介します。WZでは各建物に武器やリーサル装備・タクティカル装備・キルストリークなどが落ちているので、落ちている場合は積極的に拾っていきましょう。

おすすめリーサル１	おすすめリーサル２	おすすめリーサル３	おすすめリーサル４

　スティッキーボム（セムテックス）は爆発スピードが速いので敵に素早く攻撃でき、道に投げれば近づくのを躊躇させれたりと、汎用性が高いです。引っ付いた場合はフルアーマーでも大ダメージを与えられるので、狙える場合は引っ付けたいです。

投げナイフはフルアーマーの敵に当たってもダウンは取れませんが、ダウンした敵のトドメに使うことで、次の敵に素早く対応できるだけでなく弾の節約にもなります。近接攻撃も威力が上がるナイフ攻撃に変わるので持っておきたいです。

C4とセンサーマインは購入ステーションや車の近くなどに置いておくことで、油断した敵に大ダメージを与えることができます。設置した場所近くに隠れてすぐに追撃を入れられるように準備をしておきましょう。

まとめ

　前作MW2同様に今作も様々なリーサルがありますが、どのルールでも使いやすいリーサルとして以下を挙げておきます。

おすすめリーサル１	おすすめリーサル２

　スティッキーボム（セムテックス）は素早く爆発する即効性が売りで、ダメージを与えた敵のトドメや拠点の防衛、一時的な通路の封鎖など様々な汎用性があります。運が良ければ相手に引っ付くこともあり、ついた相手はPERK「EODパッド」をつけていても即死になったりと火力も十分あるので、迷ったらとりあえず持っていくのもアリです。

　センサーマインは設置することで当たった相手のいる位置の把握や、拠点の防衛、通路封鎖など様々な用途に使用できます。セムテックスと違って即効性はありませんが、壊されなかったり自身が死なない限りは残り続ける持続時間が売りです。相手によってはこれだけでキルが取れるので、爆発耐性をつけることが少ないモードでは是非持っていきましょう。

今作も爆発耐性用のPERK装備「EODパッド」があるので、1個リーサルを投げたところでキル出来ないことがある点は注意したいです。それだけでなく、地雷系ならPERK装備「シグナルジャマー」で爆発タイミングがずらされたり、「エンジニアベスト」を装備した敵には丸見えなので、地雷を設置したからといってかからないことが多いので頼りにしすぎないようにしましょう。

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