今回は「Call of Duty Modern WarfareⅡ」のマークスマンライフルについて紹介します。シーズン6での追加武器はありませんでしたが、マルチプレイヤーに武器調整があったので追記しておきます。
追記:10月24日に追加の武器調整が行われたので内容を修正しておきます。
マークスマンライフルとは
選抜射手(せんばつしゃしゅ、英: Designated marksman, DM)はマークスマンとも呼ばれ、アメリカ陸軍の歩兵小隊に属し、主として800メートル以内の標的に対してより正確な射撃をするために訓練された歩兵のことを指す。正確な射撃だけではなく素早く攻撃を加えることが求められ、一般の歩兵と狙撃手の中間の存在といえる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%B8%E6%8A%9C%E5%B0%84%E6%89%8B
似たような武器でスナイパーライフル(SR)がありますが、マークスマンライフルは機動力が高い狙撃銃です。ゲームにおいては確キル範囲はSRに劣りますが、中距離(20〜40m)までは高い確キル範囲があり、エイム速度やエイム時移動速度などが勝ります。
マークスマンライフル種類
シーズン6時点では8種類のマークスマンライフル(MR)があります。
EBR-14
レート (連射力) | 威力 頭/首/胸/腹/肩/手/太腿/足 | 射程距離 | 確キル数 | 弾数 本体/予備 | 解放条件 |
286 | 100/81/81/66/60/60/60/60 100/64/64/52/48/48/48/48 94/60/60/49/45/45/45/45 77/49/49/40/37/37/37/37 | 0〜32.5m 32.5〜52.1m 52.1〜67.3m 67.3m〜 | 1〜2発 1〜3発 2〜3発 2〜3発 | 10発 /20発 | 初期 |
・武器調整
長距離ダメージを減少 胴体上部へのダメージを増加 アーマーに対する最小ダメージを追加 | シーズン2修正 2023年2月6日 |
ADS時移動速度を低下 腰だめ時の移動速度を低下 | シーズン4リローデッド修正 2023年7月13日 |
射程距離を短縮 (CoD:MWllのみ) | シーズン5リローデッド修正 2023年8月31日 |
射程距離を短縮 (CoD:MWllのみ) | シーズン6中修正 2023年10月24日 |
初期から使用できるセミオート型のMRです。反動は連射力が低めなので少なく、頭での1発キルも63mと長いです。反動は左右反動で遠距離では若干当て辛く、サイトも見え辛いので、遠距離で運用する場合は反動制限と弾丸速度と倍率サイトを付けましょう。
コッキング(1発撃ったら弾装填する動作をする)型のMRに比べると威力は低いですが、セミオートなので1発外してもカバーがしやすいのが利点です。コッキング型の銃が苦手な人はまずこの武器で頭〜胸辺りを狙うようにしてMRの練習をしましょう。
シーズン5リローデッドにて射程距離が大幅に下げられました。とはいえ、HSワンショットキル範囲はまだ58m近くあり、安定感はいまだに「LM-S」以上です。シーズン6中の修正で更に射程が5〜7m下がってしまいました。
武器レベル12まで上げるとバトルライフル(BR)の「SO-14」が使用できるようになります。
SP-R 208
レート (連射力) | 威力 頭/首/胸/腹/肩/手/太腿/足 | 射程距離 | 確キル数 | 弾数 本体/予備 | 解放条件 |
59 | 100/100/100/93/100/93/93/93 100/100/100/86/98/86/86/86 100/99/99/55/63/55/55/55 | 0〜40.4m 40.4〜61m 61m〜 | 1〜2発 1〜2発 1〜2発 | 5発 /10発 | プレイヤー ランク7 |
・武器調整
被弾時のひるみを大きく増加 | シーズン1修正 2022年11月22日 |
遠距離ダメージとなる射程を伸長(CoD:MWllのみ) | シーズン5リローデッド修正 2023年8月31日 |
中距離ダメージとなる射程を伸長(CoD:MWllのみ) | シーズン6修正 2023年9月28日 |
中距離ダメージとなる射程を伸長(CoD:MWllのみ) | シーズン6中修正 2023年10月24日 |
低いレベルで解禁されるボルトアクション式のMRです。MRの中で威力が特に高く、29mまでは頭・首・肩・胸でワンパンできます。高いキル範囲を誇りながらSRよりも軽いので凸スナイパー(敵陣営に突っ込み、近距離で狙撃銃を使う)として運用も可能です。
問題は派生先のSA-B 50で、1mほど射程範囲低いですが、移動速度・エイム速度・弾数など様々な点で負けており、ほぼほぼ上位互換になっているのが弱点といえます。サイトは囲まれていないので見やすいですが、遠距離などを狙う場合は倍率の高いサイトを付けましょう。
シーズン5リローデッドにて中距離以降の火力範囲が伸びました。これにより確キル範囲は「SA-B 50」よりも上になり差別化されたので、少し軽めのSRとして使っていけそうです。
武器レベル16まで上げるとMRの「SA-B 50」が使用できるようになります。
Lockwood Mk2
レート (連射力) | 威力 頭/首/胸/腹/肩/手/太腿/足 | 射程距離 | 確キル数 | 弾数 本体/予備 | 解放条件 |
95 | 100/100/100/95/100/95/95/95 100/100/100/85/93/85/85/85 100/100/84/70/70/70/70/70 100/100/72/60/60/60/60/60 | 0〜24.1m 24.1〜27.7m 27.7〜45.7m 45.7m〜 | 1〜2発 1〜2発 1〜2発 1〜2発 | 6発 /12発 | プレイヤー ランク28 |
・武器調整
ADS時間短縮 移動速度上昇 | シーズン4リローデッド修正 2023年7月13日 |
ADS速度を上昇 (CoD:MWllのみ) ADS時移動速度を上昇 (CoD:MWllのみ) すべての部位へのダメージ倍率を増加(ウォーゾーン2.0のみ) | シーズン5リローデッド修正 2023年8月31日 |
中距離ダメージとなる射程を伸長(CoD:MWllのみ) 近距離ダメージを増加(CoD:MWllのみ) 上腕へのダメージを増加(CoD:MWllのみ) ダッシュ継続時間を向上 腰だめ撃ち時の移動速度を上昇 | シーズン6修正 2023年9月28日 |
レバーアクション型のMRで、ボルトアクション式同様に撃った後にコッキング動作がある武器です。コッキング動作がありますが、動作が早いのでほぼ連射することができます。機動力は全MR最速で全ての動作が早いですが、威力は低めで確キル範囲が狭く射程距離も短いです。
機動力が高い点から凸スナイパーがやりたい人には最適な武器ですが確キル範囲が狭いので半ショ(SRやMRなど一撃キル武器でキルできなかった時)がよく起こります。先ほど紹介したSP-R 208と違い肩ではキルできないので、相手の中央で胸以上を狙うように心がけましょう。
シーズン5リローデッドにより元々早い機動力がされに強化されました。エイム速度・エイム時移動速度はAR並みになり、アタッチメントで更に強化できます。エイム力があれば一方的に相手を撃ち抜くことができるので、エイムに自信がある人は使ってみて下さい。
シーズン6にて更に近距離での火力が上昇し、近距離なら上半身でも1ショットでキルできるほど範囲が上昇しました。今までの強化で機動力も全MR最速なので凸スナイパーをやりたい人はぜひ使ってください。
LM-S
レート (連射力) | 威力 頭/首/胸/腹/肩/手/太腿/足 | 射程距離 | 確キル数 | 弾数 本体/予備 | 解放条件 |
333 | 100/66/66/66/55/55/55/55 99/54/54/54/45/45/45/45 90/49/49/49/41/41/41/41 | 0〜48.3m 48.3〜68.6m 68.6m〜 | 1〜2発 2〜3発 2〜3発 | 10発 /20発 | LACHMANN-762(BR) 武器レベル17 |
・武器調整
アーマーに対する最小ダメージを追加 | シーズン2修正 2023年2月6日 |
セミオート型のMRで連射力が一番高い武器です。最初から使用できるEBR-14よりも火力が落ちますが確キルに必要な弾数は変わらないです。さらに48mまでは頭でワンパンできるので中距離では十分すぎる火力となっています。
問題は連射力は高いですが弾数が少なく、何より反動が強めなので中距離以降は当て辛いのが弱点です。1発目は問題ないですが2発目に必ず上に強く反動が出るので、連射していると相手の頭上に弾丸が飛ぶことになります。使用する際は反動に合わせて相手の腹辺りを狙うか、ヘッドショット(HS)を確実に当てる使い方をするなど工夫して使用しましょう。
SA-B 50
レート (連射力) | 威力 頭/首/胸/腹/肩/手/太腿/足 | 射程距離 | 確キル数 | 弾数 本体/予備 | 解放条件 |
65 | 100/100/100/99/100/90/90/90 100/100/100/83/94/75/75/75 100/97/92/55/63/50/50/50 | 0〜34.5m 34.5〜52.8m 52.8m〜 | 1〜2発 1〜2発 1〜2発 | 10発 /20発 | SP-R 208(MR) 武器レベル13 |
・武器調整
被弾時のひるみをわずかに増加 | シーズン1修正 2022年11月22日 |
移動速度上昇 | シーズン4リローデッド修正 2023年7月13日 |
(全てCoD:MWllのみ) ADS速度を上昇 ADS時移動速度を上昇 射程距離を伸長 | シーズン5リローデッド修正 2023年8月31日 |
ダッシュ継続時間を向上 ADS時間を向上 移動時の腰だめ撃ち拡散度を減少 遠距離ダメージとなる射程を伸長(CoD:MWllのみ) | シーズン6修正 2023年9月28日 |
「SP-R 208」の派生先の武器であちらよりも機動力が高いボルトアクション式のMRです。機動力が上がったおかげで射程距離は少し落ちていますが、1番威力が高い射程距離が1mしか変わらないです。確キル範囲も近距離ではこちらが上なので、近・中距離ではこちらの武器で凸スナイパーをしたいです。
アタッチメントの自由度も高く、爆速エイムにしたり遠距離カスタムも可能です。ボルトアクション式なので1発撃った後コッキングが入るので、複数敵がいるときは遮蔽物を利用してコッキングの隙をカバーできるようにしましょう。
シーズン5リローデッドにて最大距離の延長と機動力が強化され、「SP-R 208」とは完全に差別化されました。エイム速度以外の機動力面は「Lockwood Mk2」に並ぶほど強化されたので、前以上に凸スナイパー用武器になりました。
武器レベル16にまで上げるとSRの「LA-B 330」が使用できるようになります。
TAQ-M
レート (連射力) | 威力 頭/首/胸/腹/肩/手/太腿/足 | 射程距離 | 確キル数 | 弾数 本体/予備 | 解放条件 |
240 | 100/91/91/71/65/65/65/65 100/67/67/52/48/48/48/48 96/64/64/50/46/46/46/46 94/63/63/49/45/45/45/45 | 0〜53.3m 53.3〜63.5m 63.5〜73.7m 73.7m〜 | 1〜2発 1〜3発 2〜3発 2〜3発 | 10発 /30発 | TAQ-56(AR) 武器レベル19 |
・武器調整
連射速度をわずかに増加 胴体上部へのダメージを増加 アーマーに対する最小ダメージを追加 | シーズン2修正 2023年2月6日 |
セミオート型のMRで連射力は低いですが威力は高いのが特徴です。派生元同様に見やすいサイトと低めの反動から扱いやすく、他のセミオート型MRよりも機動力が高いのでバトルライフル(BR)のような感覚で扱えます。
弱点としては弾数は少ないので無駄撃ちしているとすぐに弾切れしてしまうので、アタッチメントで強化しましょう。「EBR-14」と同様に頭であれば63m辺りまでワンパンできるので、レートの低さをHSでのキルタイムの速さでカバーしたいところです。
TEMPUS TORRENT
レート (連射力) | 威力 頭/首/胸/腹/肩/手/太腿/足 | 射程距離 | 確キル数 | 弾数 本体/予備 | 解放条件 |
316 | 100/67/67/55/50/50/47/47 98/64/64/52/48/48/45/45 94/62/62/50/46/46/43/43 84/55/55/45/41/41/38/38 75/49/49/40/37/37/35/35 | 0〜33m 33〜44.4m 44.4〜53.6m 53.6〜62m 62m〜 | 1〜2発 2〜3発 2〜3発 2〜3発 2〜3発 | 20発 /60発 | シーズン2リローデッド DMZモードにて 条件クリア 又は マルチプレイヤーで 条件クリア |
・武器調整
すべてのダメージ距離をわずかに短縮 近・中距離ダメージをわずかに減少 ヘッドショットダメージを減少 | シーズン3修正 2023年4月12日 |
近・中距離ダメージを減少(CoD:MWIIのみ ) 首へのダメージ減少 ADS時間を増加 | シーズン4リローデッド修正 2023年7月13日 |
(全てCoD:MWIIのみ ) 近距離ダメージとなる射程を短縮 近距離ダメージを減少 脚へのダメージを減少 | シーズン6修正 2023年9月28日 |
中距離ダメージとなる射程を短縮(CoD:MWllのみ) | シーズン6中修正 2023年10月24日 |
シーズン2リローデッドにて追加されたセミオート型のMRで、高い連射力と弾数が多いのが特徴です。連射力は高いですが威力はそこまで低くなく、57mまでは頭でワンパンできます。デフォルトで弾数が多く、アタッチメントでさらに強化できます。
シーズン3になりワンパン距離が短縮され近距離のダメージも減少し、シーズン4リローデッドにて更に威力が下げられました。射程距離も減少したので前回のように使用しているとキルできないことが多いので注意が必要です。
機動力は「TAQ-M」に比べると遅いですが、セミオート型のMRよりかは機動力は高いです。弱手はサイトが中距離以降は見えにくく、3発目に左斜め上方向に強めの反動があるので遠距離では注意しましょう。アタッチメントで反動制御を上げるとほぼほぼ無反動になるのでオススメです。
解放条件としては、マルチプレイヤーでMRを使用してダブルキル25回達成か、DMZモードにて武器を回収する。どんなMRでもいいのですが、連射ができるセミオート型のMRか性能がいいSA-B 50などがオススメです。
CROSSBOW
レート (連射力) | 威力 頭/首/胸/腹/肩/手/太腿/足 | 射程距離 | 確キル数 | 弾数 本体/予備 | 解放条件 |
375 | 100/100/100/100/100/100/90/90 | 全距離 | 1〜2発 | 1発 /11発 | シーズン2 イベント |
・武器調整
チャレンジで、ダブルキルが発動する時間間隔を伸長 | シーズン2リローデッド修正 2023年3月6日 |
MRの中で特に異質なのがこの武器です。威力はSRよりも高く、射程も無限(矢の届く範囲)と上半身に当てることができれば相手を倒すことができます。アタッチメントで矢に爆薬やテルミットをつけることができ、トロフィーシステムに撃ち落とされないので爆撃装備としても優秀で、発射時に赤点が出ないのも強みです。
ただし連戦はかなり難しいのが弱点で、1発撃ったあとに再装填するのに1〜2秒あたりかかります。さらに弾丸(矢)の速度がかなり遅く、ボルトの速度を上げても遠距離には少し偏差が必要になるので、他のMRとは違った感覚で使用しましょう。
オススメアタッチメント
SRより機動力が高いですがキル範囲は狭いので確実にエイムを合わせてから撃つように心がけましょう。
連射ができるMRのサイトは低倍率のサイトを使用しており、近・中距離辺りを意識した装備にしています。ボルトアクションなどのコッキングが入るMRは見やすい倍率のサイト(4〜6倍)辺りを装備して中〜遠距離を意識した装備にしています。
SRでもそうでしたが、エイム速度やダッシュ後射撃速度などをあげた機動力UPのアタッチメントが強いです。エイムが得意な人が使うと相手に撃たれる前に倒すことができるのでかなり強力な武器に見えますが、エイムが苦手な人はよく外したり半ショになってしまうので、セミオート型で練習してからボルトアクション型を使用しましょう。
まとめ
今作はBR・SRがありますが、BRよりも火力があり、SRよりも機動力が高いのが利点です。ただし、MRは単発撃ち武器しかなく、エイムが苦手な人はなかなか当てるのが難しいです。当てたとしても少しずれると半ショになることもあり、ボルトアクション式だとそのまま相手に反撃されて負ける場合もあります。
Warzone2においても使用することはできますが、遠距離戦で使用する場合はSRの方が威力が落ちにくいので、MRはあまり使われることがないです。マルチにおいてはSRの過剰な射程距離と機動力の低さから、MRの方がよく使われています。ただし、マルチプレイヤーのランク戦では強すぎるからか使用できなくなっています。
カスタマイズによって近・中距離の爆速エイムにするか、もしくは遠距離に振るかはプレイヤー次第です。単発武器が練習したい場合はBRから練習し、セミオート式MR⇨SR⇨ボルトアクション式MRという流れで練習するとエイム力が鍛えられてよく当たるようになります。私的には上級者向けの武器だと思うので、しっかりと当てられるように練習してから使用しましょう。
シーズン通して中・遠距離の主力としてマルチプレイヤーではよく使用する人が多かったです印象です。次回作では体力が上がるので火力がどうなるのか気になるところで、SRとの差別化もしてほしいですね。次回作「CODMW3」の記事は別記事で投稿する予定なのでお楽しみに!